日立、米で鉄道車両と信号システムを４５０億円で受注

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  日立製作所がメリーランド州交通局から受注した鉄道車両（イメージ）

日立製作所は、米メリーランド州交通局から「ボルチモア地下鉄」向けに鉄道車両７８両と信号システムを受注した。受注額は４億５０万ドル（約４５０億円）で、同社にとって米国で最大規模という。

日立製作所傘下の日立レールイタリアとアンサルドＳＴＳが設立した「日立アンサルド・ボルチモア・レール・パートナーズ」が受注した。車両は米国内のマイアミ工場で生産する。メリーランド州交通局が２０２１年に運用を始める予定。

納入する車両と信号システムは、３０年間にわたり年平均で約１３万キロメートル運用できる。車両はステンレス製で、座席数は７６席、乗車定員は１９６人。信号システムは情報伝達に無線通信技術を用いる「ＣＢＴＣ」方式を採用する。