飛島建設など、トンネル覆工コンクリ施工 打設高さ“見える化”

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飛島建設と北斗工業（神奈川県横須賀市、山口哲社長、０４６・８５７・３９２１）、大栄工機（滋賀県長浜市、古礒信幸社長、０７４９・６４・０２４６）は、山岳トンネルの覆工コンクリートの施工で、コンクリートを打設した高さをリアルタイムで管理・記録できる「スターライトセンサシステム」を開発した。打設高さの“見える化”により、施工性と品質を向上する。

スターライトセンサシステムは、照度センサーとＬＥＤ照明を移動式型枠の表面に埋め込み、打設中のコンクリートの有無を照度で判別するシステム（写真は画像表示例）。ＬＥＤ照明が照らした光を照度センサーで、キャッチできる場合は打設が終わっておらず、キャッチできない場合は打設したと判断する。

新システムは長門俵山道路大寧寺第３トンネル北工事（山口県長門市）で導入し、効果を確認した。大栄工機がシステムを販売する。

今後はコンクリートを締固めするバイブレータと連動させ、締固め作業の自動化を目指す。