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[ 科学技術・大学 ]
(2017/8/14 05:00)
産業技術総合研究所の後藤真孝首席研究員と井上隆広テクニカルスタッフらは、音楽に同期してIoT(モノのインターネット)機器を演出できる制御プラットフォーム「ソングルシンク」を開発した。ネットを通じ、スマートフォンやロボット、デジタルサイネージなど100以上の機器を同期演出し、アニメを流したり、ロボットを踊らせたりできる。スタジアムや商店街などでのイベント演出に提案していく。
演出家はネット上でソングルシンクに音楽を解析させると、「ビート」や「サビ」などリズム関連情報を得られる。これに連動してアニメーションや照明、ロボットの身ぶり手ぶりなどを演出する。
観覧者は、ソングルシンクが発光する2次元コードなどを自分のスマホで読み込むと、スマホが同期してアニメなどが流れる仕組みだ。「プロジェクションマッピング」など、100以上の機器を連動できることを確認した。ライブ会場での演出やスポーツの応援、街を挙げた芸術祭などに提案する。
(2017/8/14 05:00)