[ ICT ]
(2017/8/11 17:00)
(ブルームバーグ)新しいスマートフォンの発売準備を進める新興企業エッセンシャル・プロダクツへの出資に米アマゾン・ドット・コムも参加した。携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」のクリエーター、アンディ・ルービン氏が共同創業したエッセンシャルには、中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)や台湾の鴻海精密工業なども出資した。
テンセントそしてフォックスコン・テクノロジー・グループとも呼ばれる鴻海精密は、アマゾンの「アレクサ・ファンド」やアクセス・テクノロジー・ベンチャーズなどと共に、エッセンシャルが行った3億ドル(約330億円)の資金調達に応じた。ベンチャーキャピタルの アクセスが発表した。アクセスは約1億ドル拠出したという。
2014年にグーグルを退社したルービン氏は、ベンチャー・新興企業を支援するインキュベーターを設立。そのインキュベーターを基にエッセンシャルが誕生した。同社の企業価値は9億-10億ドルと言われている。
原題: Amazon Joins Major Asian Backers of Android Creator’s New Phone(抜粋)
(2017/8/11 17:00)