日野自、大型路線バス２種を一部改良−１６年排出ガス規制に適合

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日野自動車は、大型路線バス「日野ブルーリボン　ハイブリッド＝写真」と「日野ブルーリボン」を一部改良して発売した。９月から適用される２０１６年排出ガス規制に適合させた。消費税抜きの東京地区希望小売価格は、代表車型でハイブリッド型が２８９１万５０００円、通常型が２４４１万５０００円。シリーズで年間６００台の販売を目指す。

ハイブリッド型では搭載するＡ０５Ｃ型エンジン（５・１２３リットル）の燃費を改善した。ハイブリッドシステムと機械式自動変速機（ＡＭＴ）の協調制御により変速機の最適化を図ることで、燃費基準を３０％上回る低燃費を実現した。通常型も車両総重量１４トン超のＡＭＴ搭載車型では燃費基準プラス１５％を達成した。

また１６年排出ガス規制に適合させた中型路線バス「日野レインボー」を２９日に発売する。消費税抜きの東京地区希望小売価格は、代表車型で２０５７万５０００円。シリーズ全体で年間２００台の販売を目指す。３車種ともヘッドランプと車幅灯を発光ダイオード（ＬＥＤ）化して、夜間の視認性を高めた。