[ ICT ]
(2017/8/23 05:00)
マウスコンピューター(東京都中央区、小松永門社長、03・6739・3811)は22日、家電などを遠隔操作できるIoT(モノのインターネット)機器事業に参入すると発表した。家電やセンサーと連携するルームハブや電源プラグ、ドアセンサーなど5種をまとめたスターターキットを24日に発売し、順次商品を広げる。キットの価格は2万4800円(消費税抜き)。
マウスコンピューターは低価格パソコンなどの販売で知られる。ノウハウを生かし、生活を豊かにする機器を提供することを目的に参入を決めた。IoT機器は「マウス スマートホーム」シリーズとして直販店などで展開する。売上高の目標を目指すより、まずは機器の利点を周知徹底していくという。
スマートフォンなどのアプリケーション(応用ソフト)から、ルームハブを経由して複数の家電などを操作できる。モーションセンサーやドアセンサーと操作を組み合わせたシナリオにより、帰宅すると自動で照明やテレビ、空調がつくといったこともできる。
機器のコア技術は台湾EQLの技術を採用した。今後、粒子状物質(PM)2・5センサーや空気清浄機なども追加する。
(2017/8/23 05:00)
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