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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/8/25 05:00)
ダイハツ工業は24日、砂型造形用3Dプリンターで従来は困難だった、鉄系部品の砂型制作もできる技術を開発したと発表した。エンジン向けなどの鉄系鋳造部品の部品試作コストが、木型・金型を用いた砂型制作と比べて約10分の1に抑制可能。制作期間も従来の約1カ月を4―5日程度に短縮できる。同プリンターによる砂型制作はこれまで銅系やアルミ系部品に限られており、高溶融温度の鉄系に適用できる新技術。
同プリンターで用いる砂を天然珪砂から熱膨張率の低い人工砂に変え、特殊コーティングを施すことで鉄系対応を可能にした。従来と異なり、砂は100%リサイクルできる。すでに自社拠点で採用しており、建機や農機業界など、他社へ技術供与や販売も始めた。
(2017/8/25 05:00)
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