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[ 環境・エネルギー ]
(2017/9/7 05:00)
東洋技研(大阪府交野市、森昌範社長、072・893・0316)は、災害時やレジャー向けの携帯型浄水器「mizu―Q PLUS=写真」を18日に発売する。直接飲めない水道水や河川水など浄水化したい水をペットボトルに入れ、同浄水器に取り付けて押し出すと飲料水が出る仕組み。水道水で約350リットルを浄水化できる。価格は3980円(消費税抜き)。商社や量販店経由で年間約1万本の販売を目指す。
製品は直径40・5ミリ×高さ134ミリメートルで重量は約65グラム。直径0・1マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の孔を持つ繊維を集めた中空糸膜がフィルターとなり、大腸菌や赤痢菌など細菌類を除去する。繊維状活性炭でカビ臭や塩素も抑える。フィルターの交換カートリッジも販売し、価格は2400円(同)。
東洋技研は相手先ブランド(OEM)による家庭用浄水器の開発・製造がメーン。「mizu―Q」は自社商品として13年に発売し今回が3代目。同社の森社長は「家庭用浄水器の製造ノウハウを生かし、自社商品を伸ばしたい」と強調する。
(2017/9/7 05:00)