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[ エレクトロニクス ]
(2017/9/13 05:00)
【京都】日本電産は電子制御ユニット(ECU)と一体化した完全統合型の電動パワーステアリング(EPS)用モーター(写真)の生産を始めた。モーターとECUをつなぐワイヤハーネス(組み電線)を不要にして小型化を実現した。新製品を中核にして、EPS用モーターの世界シェアを現在の30%から2020年度までに50%に高める。
日本電産にとって完全統合型の製品は初めて。子会社の日本電産エレシス(川崎市幸区、武部克彦社長、044・382・1001)のECU技術を組み合わせて実現した。ワイヤハーネスが不要となったことで、組立工数を削減し、低コスト化に貢献できる。またワイヤハーネスから発生する電磁ノイズの影響もなくなる。
競合他社の製品と比べ、長さは約15%、重量は約20%削減した。トルクは3ニュートンメートルから6ニュートンメートルで、小型車から大型車まで対応が可能となる。
(2017/9/13 05:00)
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