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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/9/13 05:00)
大林組は12日、山岳トンネルの掘削面の評価に、人工知能(AI)を活用するシステムを構築すると発表した。掘削面の割れ目間隔など、7項目についてディープラーニング(深層学習)で評価する。
AI活用により地質状況を速く高精度に評価でき、工事の安全性や生産性の向上に役立つ。2018年度中に掘削面の評価システムを完成させる。
大林組はトンネル掘削面の評価にあたり、掘削面全体を撮影した画像を500万画素で約70領域に、1000万画素で約130領域に細分化して評価する。岩盤のもろい部分を発見しやすくなり、局所的な対応が可能になる。
掘削面の評価システムは、掘削面の強度、風化変質、割れ目間隔、割れ目状態など7項目を評価する。
風化変質、割れ目間隔など3項目については、工事現場70カ所の1035枚の画像と、専門家の評価を基に学習データを作成し、ディープラーニングを行った。
17年度中に7項目の評価基準を設計し、18年度にシステムを完成させる。
(2017/9/13 05:00)
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