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[ 機械 ]
(2017/9/21 05:00)
【独ハノーバー=西沢亮】ファナックは10月に、ドイツで工場自動化(FA)機器や産業用ロボットの開発拠点を新設する。まずはソフトウエア開発を中心に手がけ、欧州のユーザーニーズに対応する。すでに米国で一部ロボットの開発を手がけるが、FA機器など全事業を対象とした海外開発拠点は同社としては初めてとなる。現地製造業の要望に直接対応できる体制を整備し、事業を拡大する。
ファナックのドイツ現地法人があるシュツットガルト市に、開発拠点「ファナックヨーロッパ開発センタ」を新設する。当初はソフト開発の技術者を中心に10人程度の規模で始める。投資額は未定。すでに大学などに採用を働きかけ、優秀な人材の確保に取り組む。日本の研究開発部門とも連携して顧客の要望に対応する。
ファナックは欧州でコンピューター数値制御(CNC)装置などのFA、ロボット、小型切削加工機などのロボマシン事業を展開する。2016年度の欧州...
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(2017/9/21 05:00)
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