アウディジャパン、「Ｑ５」８年ぶり全面改良 軽量設計で燃費向上

• 

  新型Ｑ５と斎藤社長

アウディジャパン（東京都品川区、斎藤徹社長、０３・５４７５・６３０９）は２０日、中型スポーツ多目的車（ＳＵＶ）「Ｑ５」を８年ぶりに全面改良し、１０月２日に発売すると発表した。車体の軽量化とエンジンの効率化により、燃費は現行車比１１％向上の１リットル当たり１３・９キロメートルを実現。予防安全機能も標準装備した。消費税込み価格は６５７万円。年間３０００台の販売を目指す。

徹底した軽量設計により、車両重量を現行車比６０キログラム削減。エンジンは、上位セダンなどに搭載する高効率の「２・０ＴＦＳＩエンジン」を採用した。

車間維持や自動ブレーキなどの安全運転支援機能を標準装備したほか、ネットワークサービス機能も搭載。スマートフォンを通じて、車両のドアの施錠・解錠や駐車位置確認を行える。

運転・路面状況に応じて駆動方式を自動で切り替えるシステムにより、「オンロードとオフロード、どちらにも対応できる」（斎藤社長）。

また同日は、スポーツモデルの「ＳＱ５」も同時に発売すると発表した。