- トップ
- 機械ニュース
[ 機械 ]
(2017/10/5 05:00)
コベルコ建機はIoT(モノのインターネット)を活用し、工場の管理に必要なデータを一元化する。作業時間や部品のシリアル番号、品質記録のデータを収集し、作業効率の改善や品質の向上に役立てる。広島事業所(広島市佐伯区)をはじめ国内工場で順次着手し、2021年度以降に同様の活動を海外工場にも広げることを視野に入れる。建設機械各社が工場へのIoTの導入を進めており、コベルコ建機もデータを駆使する生産体制に移行する。
コベルコ建機はまず広島事業所で作業時間とシリアル番号、品質記録の一元管理を進める。中・小型油圧ショベルの組み立てラインを対象に、小型端末やバーコードの読み取り機を利用し、作業時間の収集を始めた。
標準的な作業時間と比較し、生産効率の向上につなげる。シリアル番号や品質記録もバーコードスキャナーやタブレット端末を使って管理し、トレーサビリティー(履歴管理)の強化につなげる。
18年度に...
(残り:204文字/本文:604文字)
(2017/10/5 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。