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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/10/9 05:00)
安藤ハザマは土木工事で、レーダーを活用して施工中ののり面を動態観測できる手法を開発した。のり面の対岸にレーダーを設置して24時間連続で計測。計測点への機器設置や測量が不要になり、省力化できる。のり面全体を面的に把握でき、監視も可能になる。今後は山岳トンネル工事の掘削面の安全確認などに適用する。
安藤ハザマは東北大学の佐藤源之教授の指導のもと、地上設置型合成開口レーダーをのり面の施工で試験運用した。対象物に発射した電波の反射をアンテナで受信し、距離を面的に計測して変位を算出する。
約2メートルのレール上に設置したアンテナが移動しながら電波の送受信を実施。仮想的に大きなアンテナを作り出してレーダーの分解能を高めた。同じ範囲を計測的に繰り返すことで、電波の位相のずれから変位を1ミリメートル以下の精度で算出できる。
(2017/10/9 05:00)
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