[ 政治・経済 ]
(2017/10/14 22:00)
(ブルームバーグ)米国は北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で、自動車に関税をかけない条件として域内で生産された部材の比率引き上げや、原産地規則で鉄鋼をどこで生産されたか確認する対象とすることを求めている。交渉に詳しい関係者2人が明らかにした。
関係者1人によると、米国は12日夜に、自動車の域内の部材の比率を現行の62.5%から85%に引き上げることを提案した。カナダ、メキシコとの協議が続いていることを理由に匿名で語った。
また、米側は米国製の部材を50%とすることも新たに提案したという。同関係者によれば、85%への引き上げは複数年にわたって段階に実施される。
原題: U.S. Is Said to Demand Steel Tracking in Nafta Push on Autos (2)(抜粋)
(2017/10/14 22:00)