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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/10/17 05:00)
【ワシントン=ロイターES=時事】北米自由貿易協定(NAFTA)が打ち切られ、カナダ、メキシコへの製品出荷で高関税を強いられれば、米国の自動車部品業界は最大で5万人の雇用を失う恐れがある。米自動車部品工業会(MEMA)が公表した調査リポートで、こんな試算が示された。
ボストン・コンサルティング・グループに委託した調査で、NAFTA再交渉の結果、特に米国を重視した原産地規則が導入された場合にも2万4000人の雇用を失う可能性があるという。米自動車部品業界は、約87万人の労働者を雇用している。
米国、カナダ、メキシコはワシントン近郊で、NAFTA再交渉の第4回会合を開催中。関係筋によると、米国は交渉で、北米地域レベルでの自動車の原産地規則を現状の62・5%から85%に引き上げ、50%を米国から調達するよう迫っている。
自動車業界の専門家は、25%のトラック関税の回避以外に米国で生産する貿易上のメリットがなければ、より多くの自動車生産が中国などコストの低い国に移ると予想した。
(2017/10/17 05:00)
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