【電子版】フォックスコンとIDG、自動運転ファンド創設 1700億円規模

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  2社は資金の10％を拠出するとともに幹部を派遣する方針（写真はイメージ、ブルームバーグ）

資金調達へ投資家らと協議

（ブルームバーグ）台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループと中国のベンチャーキャピタルIDGキャピタルは、自動運転に使う人工知能（AI）やバッテリー開発などを手掛ける新興企業をシード段階で支援するため、100億元（約1700億円）規模の資金調達を目指している。投資家向けのプレゼンテーションで明らかにした。

　ブルームバーグが閲覧した投資家候補向け文書によると、フォックスコンとIDGは数カ月前に政府系基金や金融機関、投資家と協議を開始。この計画では両社が調達資金の10％を提供し、ファンド運営に向けてロボティクスから買収まで幅広い経験を持つ幹部を派遣する方針。情報が非公開だとして匿名を条件に話した複数の関係者によれば、資金調達の取り組みは続いている。フォックスコンとIDGの担当者はコメントを控えた。