[ ICT ]
(2017/10/21 09:30)
アップルの新型スマートフォン「iPhone X(アイフォーンテン)」の「アニ文字(Animoji)」と言われる新機能を巡り、日本のソフトウエア会社であるイーモンスター(東京都渋谷区、エンリケ・ボナンセアCEO)が商標侵害でアップルをサンフランシスコ連邦地裁に提訴したとロイターなどが報道した。訴えによれば、イーモンスターは動画付きテキストメッセージアプリ「Animoji」を2014年から配信し、米国でも15年3月に商標登録済みとしている。
iPhone/iPadで使えるイーモンスターのAnimojiアプリは現在でもアップストアで入手可能で、最終更新は2014年9月30日となっている。
11月3日に発売予定のiPhone Xは、新たに搭載された顔認証機能が最大の特徴の一つ。アニ文字では、3次元顔認証にも使われる高精度なTrueDepth(トゥルーデプス)カメラで自分の顔を撮影しながら、本人の顔の動きが画面に表示される絵文字キャラクターの表情にリアルタイムに反映される仕掛け。パンダ、ブタ、ロボットなど12種類のアニ文字が用意されている。
(2017/10/21 09:30)