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[ エレクトロニクス ]
(2017/10/24 05:00)
マクセルはナイルワークス(東京都渋谷区)と共同で、農業用ドローン(飛行ロボット)専用のリチウムイオン電池と充電器を開発した。複数の電池をつなげることで、1時間当たりの電気容量をスマートフォンの電池と比べて約60倍に高めた。2018年5月から製造販売する。価格は個別見積もり。
開発したリチウムイオン電池は、使用回数による容量低下を予測したり、充電中の温度と電圧、電流を制御したりできる。また、飛行中の電池切れなどのリスクを回避するために、電池の状態を常に監視し、異常時に警告できる機能を搭載した。
電池パックの製品外形は縦124ミリ×横90ミリ×高さ240ミリメートル。直列で12個つなげた場合の1時間当たりの電気容量は、435・12ワット。専用充電器は電池パックを6個搭載可能で、2個ずつ同時に充電できる。
農業用ドローンは国内外で普及が見込まれる一方、電池切れ対策などの安全性や信頼性が求められている。
マクセルとナイルワークスは電池パックや充電器などを一つのシステムとして開発しニーズに応えた。
(2017/10/24 05:00)
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