育てよ地域知財！（１）ＣＡＩメディアー英会話、先生は小鳥ロボ

３者間対話技術で世界へ

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  チャーピーのアジア展開も検討する福地社長

【恐怖心取り除く】

本格的な対話型英会話ロボット「チャーピーチョコレート」を開発したＣＡＩメディア（浜松市中区、福地三則社長、０５３・４１３・２１００）。「ロボット」「利用者」「パソコン画面上のキャラクター」の３者間対話システムで特許を取得し、今年、クラウド連携や人工知能（ＡＩ）機能などを追加した２代目を市場投入した。

「ロボットは同じことを何度聞かれても怒らず、ストレスを感じない。キャラクターがあれば感情移入をしやすい。日本人が持つ英会話に対する恐怖心や壁を取り去れるのではないか」。福地社長の製作にかける思いだ。

２００３年に発売した初代は１万台を生産、完売した。「あと５年もすれば教育現場でロボットが先生役になる時代が来るのではないか」と福地社長は予測する。国内で２０万台規模の潜在需要を見込...