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[ 政治・経済 ]
(2017/10/27 05:00)
経済産業省は政府保有の人工衛星データの民間への開放を促し、新産業を創出する。文部科学省、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協力し、2018年度に政府衛星データの無償利用環境を整備。企業や大学が使いやすく加工、提供するプラットフォーム(基盤)運営機関を募り、3年後の民営化を目指す。自動運転用3次元地図のダイナミックマップ基盤と同様の事業モデルを想定。政府衛星データの産業利用拡大により、30年に3400億円の経済効果を見込む。
現在、政府保有の地球観測衛星データは一部で無償開放されているが、産業利用を想定していない。データ量が膨大で一般ユーザーには取り扱いが難しく、解析にも高価なソフトウエアが必要だ。
経産省はJAXA、産業技術総合研究所(産総研)と連携し、衛星データの処理・加工・提供を手がける機関を募る。衛星データへのアクセス環境を改善し、人工知能(AI)を活用しながら農業や漁業、防災、...
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(2017/10/27 05:00)
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