[ 機械 ]
(2017/10/31 05:00)
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は30日、ポーランドで天然ガス焚(だ)きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備の建設工事に着手したと発表した。同国の国営石油・ガス会社PGNiG向けで出力は49万キロワット。MHPSがポーランドでガス火力発電設備を受注するのは初めて。2020年の運転開始を計画する。
PGNiGの100%出資子会社テルミカが、首都ワルシャワ近郊のジェランに整備するコージェネレーション(熱電併給)施設の中核設備となる。電力とともに32万6000キロワットに相当する熱も、地域暖房用として供給する。受注したGTCC発電設備は「M701F形」ガスタービン1基、蒸気タービン1基、排熱回収ボイラ、電気計装設備などで構成。MHPSグループがタービンや発電機の製作、付帯設備の供給などを担当する。
(2017/10/31 05:00)
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