[ ICT ]
(2017/10/31 11:00)
【ニューヨーク時事】ソフトバンクグループが、子会社の米携帯電話4位スプリントと同3位TモバイルUSの経営統合協議を中止する方針を固めたことが30日明らかになった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)が複数の関係者の話として報じた。
報道によると、ソフトバンクとTモバイルの親会社である独通信大手ドイツテレコムは、株式交換によって誕生する新会社の経営権をドイツテレコムが握る方向で協議を進めてきた。しかし、ソフトバンクは先週末にかけて開いた取締役会で、経営権を譲ることは賢明ではないと判断したという。
スプリントはTモバイルとの経営統合を断念する一方で、通信ネットワークに多額の投資を行う計画だという。
(2017/10/31 11:00)