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[ 科学技術・大学 ]
(2017/11/13 16:30)
1月に衛星投入失敗
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、1月に失敗した超小型ロケット「SS520」の5号機を、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から12月25日に打ち上げると発表した。
SS520は、もともとは弾道飛行で海に落下する観測用の2段式固体燃料ロケット。JAXAは東京大が開発した超小型衛星(重さ約3キロ)打ち上げのため、第3段ロケットなどを追加した4号機(全長約9・5メートル)を開発。1月に打ち上げたが、約20秒後に機体姿勢などのデータが送られて来なくなり、打ち上げは失敗した。
その後の調査で、データ送信機器に電源を供給するケーブルが、機体の振動などで損傷したことが判明。5号機では配線ルートの見直しなどを行い、東京大が再製作したほぼ同じ衛星を搭載する。(時事)
(2017/11/13 16:30)