- トップ
- エレクトロニクスニュース
- 記事詳細
[ エレクトロニクス ]
(2017/11/13 22:00)
(ブルームバーグ)米ゼネラル・エレクトリック(GE)は大恐慌以降で2回目となる減配を実施する。創業以来数えるほどしかない深い業績低迷期にあることが浮き彫りになる。
13日の 発表によると、GEは四半期配当を50%減らし、1株当たり12セントとする。 前回減配を決めたのは、金融危機の余波に苦しんだ2009年だった。
今回の異例の措置は、8月に就任したばかりのジョン・ フラナリー最高経営責任者(CEO)が直面する問題の深刻さを示すものだ。発電・油田関連機器の市場低迷でキャッシュフローが悪化したGEは、ダウ工業株30種平均の構成銘柄のうち年初来の下落率が最悪となっている。
フラナリーCEOは発表文で「今回の決定が株主にとって重大であることを理解しており、軽々しく下したものではない。総合的な株主リターンを高めることを中心目標としており、キャッシュフローの創出に合わせて配当を調整するのが適切な決定だと確信している」と説明した。
原題: GE Cuts Dividend in Half as New CEO Battles Deepening Slump(抜粋)
(2017/11/13 22:00)