- トップ
- 建設・住宅・生活ニュース
- 記事詳細
[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/11/20 05:00)
「2017防災産業展in仙台」(主催=日刊工業新聞社、共催=内閣府〈防災担当〉、宮城県、仙台市)が26―27日に仙台市青葉区の仙台国際センター展示棟、せんだい青葉山交流広場で開催される。防災技術・製品に関する展示など産学官が連携して防災に関する最新情報を発信する。開催に先立ち、主要な出展企業・機関の展示を紙面プレビューする。(3回掲載)
【NTN/複数の自然エネ発電システム】
NTNは自然エネルギーを用いた発電システムを複数展示する。ハイブリッド街路灯は風力と太陽光で発電した電力を蓄え、夜間に発光ダイオード(LED)照明を点灯し、災害時は非常用電源に使える。防犯カメラや無線LAN通信機器なども搭載可能。マイクロ水車(写真)は用水路や小規模河川などの水流を利用し発電する。
【三和シヤッター/突発的な集中豪雨に効果発揮】
三和シヤッター工業は突発的な集中豪雨などの水害に効果を発揮する「ウォーターガード 防水シャッター=写真」や防水ドア「ウォーターガード Sタイトドア」、防水パネル「ミリオンガード」の三つの防水商品を展示する。浸水を想定したデモンストレーションを実施する予定で、防水性能を実際に目で見て確かめられる。
【三菱ケミカルHDグループ/毎時10トン処理水処理装置】
三菱ケミカルホールディングス傘下のウェルシィは東日本大震災で被災した宮城県・南三陸町戸倉地区に水処理装置(写真)を設置して周辺住民に飲料水を提供した事例をパネル展示する。同町は水道施設が大きな被害を受けた。沢の水を膜濾過し、同地区へ提供した。同装置の処理能力は1時間当たり10トン。このケースを展示、紹介するのは初。
【仙台パビリオン/風力・太陽光で発電する街灯】
(2017/11/20 05:00)