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[ トピックス ]
(2017/11/20 05:00)
日産自動車が無資格の従業員が国内向け完成車両の検査に携わっていた問題で苦境にあえいでいる。再発防止の徹底や社員の法令順守意識の醸成はもちろん、消費者の信頼回復や工場の操業安定化など課題は山積だ。立て直しが遅れれば、仏ルノー、三菱自動車との3社連合の事業戦略にも打撃を与える可能性もある。一方で今回の問題について完成検査制度の“制度疲労”を指摘する見方もある。(土井俊)
【原因/現場−本社にギャップ 管理の甘さ露呈】
「私の責任はこの状態の挽回に尽きる」「今の状態からの挽回に力を注ぐ」。西川広人社長は17日に本社で開いた会見で“挽回”という言葉を繰り返し、消費者の信頼回復と事業正常化に全力を挙げる構えだ。
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(2017/11/20 05:00)
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