- トップ
- トピックスニュース
[ トピックス ]
(2017/11/22 05:00)
2020年以降の地球温暖化対策の新たな国際枠組み「パリ協定」のルールづくりを進めるため、ドイツ・ボンで開かれた国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23、11月6―18日)は、目に見える成果が乏しいまま閉幕した。合意文書には実施指針(ルールブック)の18年(COP24)採択に向けた作業の加速が盛り込まれたが、同会議では各国の意見をまとめただけにとどまった。トランプ米大統領によるパリ協定からの離脱表明で不透明感が増し、交渉の足かせになっている面も否定できない。(編集委員・青柳一弘)
トランプ・ショック 前進ムードに水
パリ協定は先進国に温室効果ガス排出削減を義務付けた京都議定書(97年、COP3で採択)に代わって20年以降、すべての国が協調して地球温暖化対策に取り組む国際条約。各国が自主的に温室効果ガスの排...
(残り:2,093文字/本文:2,493文字)
(2017/11/22 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。