[ 地域経済 ]
(2017/11/24 05:00)
1日2000人、公開時間は2時間半
東京都は22日、上野動物園(台東区)で6月に誕生した雌のジャイアントパンダ「シャンシャン」を12月19日に一般公開すると発表した。母親シンシンと共に公開する予定で、来年1月末までは抽選に当選した人を対象とし、公開時間を限定する方針。
シャンシャンは体重が10キロを超え、順調に成長。生後6カ月を迎えることから、同園は一般公開できると判断した。記者会見した福田豊園長は「親子を見て幸せな気持ちになってもらいたい」と語った。
公開は母子の健康に配慮し、来年1月末まで1日当たり2000人程度に限定。12月6日からウェブサイトと電話で応募を受け付ける。当選者を20人程度のグループに分け、午前9時45分からの2時間半の間に順番に見学してもらうという。
同園ではかつて、パンダの公開時に徹夜で開園を待つ人や数時間待ちの行列が発生したこともある。福田園長は「たくさんの人に見てもらいたいが、ご協力をお願いします」と述べた。
小池百合子知事は「すくすくと育ったシャンシャンをシンシンと一緒にお披露目できることを大変うれしく思う」とのコメントを出した。
また、同園は12月12日から全面禁煙にすることも発表。パンダ舎近くに1カ所残っていた喫煙所をシャンシャンの公開を機に廃止する。(時事)
(2017/11/24 05:00)