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[ ロボット ]
(2017/11/30 05:00)
ファナックは水平多関節(スカラ)ロボット市場に参入する。可搬質量3キログラムの「SR―3iA」を12月、同6キログラムの「SR―6iA」を2018年初に投入する。高い生産性と使いやすさを実現した。需要が急増しているスマートフォンや電子機器、自動車部品の組み立てや搬送工程などでの活用を見込む。きめ細かく品ぞろえし、多様な生産ラインのニーズに応える。
スカラロボットは水平方向の旋回と上下、手首の回転運動が可能。垂直多関節型より動作の自由度は低いが、高速で旋回でき、コストも抑えられる。スマホや電子機器の組み立ては、同社の小型垂直多関節ロボットなどでも対応できるが、スカラロボットを加えることで生産ライン構築の選択肢が増える。
SR―3iA、SR―6iAともに、新開発した小型のロボットコントローラーを採用。ビジョンセンサーを活用できるなどファナックの他の製品と...
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(2017/11/30 05:00)
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