[ ロボット ]
(2017/11/30 05:00)
【名古屋】豊橋技術科学大学は29日、ワイヤレス給電の小型高速搬送ロボットをデンソーと共同で開発したと発表した。高周波電流が流れる走行ガイドウェイからロボット側の電極で受電し走行する。電界結合方式で走行中に給電するのは初という。デンソーが自社工場で部品のピッキングなどで活用するほか、24時間稼働の物流システム向けなどで販売する方針。
走行ガイドを「コ」の字形の電極で挟むサンドイッチ構造で、段差などでガイドと電極の隙間が変動しても高い給電効率を保つ。大容量バッテリーや充電のための一時停車、放電後の電池載せ替えが不要で物流倉庫などの稼働率が高められる。
従来搬送台車にバッテリーを搭載した物流システムはあるが、充電時間がロスになるほか、充電時は人間による作業が必要という。これらを解消するため走行中に給電する搬送ロボットを開発した。
(2017/11/30 05:00)
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