[ ロボット ]
(2017/12/7 05:00)
三井住友建設は茨城高専(茨城県ひたちなか市)、山口大学(山口市)と共同で、無人航空機(UAV)を使って斜張橋のケーブルを点検するロボット(写真)を開発した。UAVがケーブルに沿って撮影機を持ち上げ最頂部で分離。撮影機が自動制御で降下しながらケーブルの状況を撮影する。橋の点検効率化に向け、実用化する。
ケーブル点検ロボットは、ビデオカメラと自動制御装置を組み合わせた撮影機と、UAVで構成する。撮影機には4台のビデオカメラが搭載され、1台で120度の範囲を撮影できる。撮影動画は地上で回収後にパノラマ画像化でき、その場でケーブルの損傷の部位と状況を確認できる。
ケーブル最頂部で分離したUAVは、自由落下で撮影機より先に地面に戻ってくる一方、撮影機は自動制御で降下。1台のUAVと複数の撮影機を組み合わせれば、複数ケーブルを短時間で点検できる。
(2017/12/7 05:00)
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