- トップ
- 科学技術・大学ニュース
- 記事詳細
[ 科学技術・大学 ]
(2017/12/7 05:00)
【津】三重大学は「三宅方式」と呼ばれる製造技術で生産される深紫外線の発光ダイオード(LED)の実用化や商品化に向け動きだす。7月に文部科学省の「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」に採択されたプロジェクトによって、地域企業との産学連携を強化する。
三重大で開発された三宅方式のLEDは、従来品より高出力で生産性に優れていることなどが特徴。植物工場での紫外線滅菌、水産・養殖場での水の浄化、交通・運輸での空気の浄化など幅広い分野への応用が期待されている。
連携企業を募集する説明会を三重県内の二カ所で開く。1回目は12月14日14時から四日市市のプラトンホテル四日市で、2回目は12月19日14時から松阪市の松阪フレックスホテルで実施する。同プロジェクトのプロデューサーでもある西村訓弘同大学副学長が事業説明をするほか、三宅方式のLED開発で中心となった三宅秀人同大学大学院教授が独自のコア技術を紹介する。定員は各100人で事前申し込みが必要。参加無料(情報交換会は3000円)。問い合わせは同大学地域戦略センター(059・231・9899)へ。
(2017/12/7 05:00)