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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/12/12 05:00)
【名古屋】愛知製鋼は高感度磁気センサー「MIセンサ」を使って車の位置を測定するシステムを、北海道と沖縄県で実施されている自動運転車の実証実験向けに提供した。11月に滋賀県内で行った実験に続くもので、雪の積もった路面やバス停といった状況下での性能を確認し、将来の実用化を目指す。
同システムは車両の底部にMIセンサを取り付け、路面などに設置する磁気マーカーを検出することで自車位置を特定する。全地球測位システム(GPS)やカメラの画像処理などと比べ、天候や路面環境に左右されにくい利点がある。
北海道では国土交通省などが大樹町内で17日まで実施する実験にシステムを提供。
沖縄県では宜野湾市と北中城村で13日まで行われている内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の実験向けに提供した。
(2017/12/12 05:00)