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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/12/14 05:00)
西日本高速道路(NEXCO西日本)は、超音波を用いて走行中の車両へ注意喚起する特殊なスピーカー装置を開発した。眠気防止などで活用を図る。道路上に設置し、放射する警告音(変調された超音波)が走行車両に当たると、音が発生して運転者の耳へ届く仕組み。20キロヘルツ以上の高い周波数で、周囲への騒音を抑える。沖縄自動車道で1―3月に予定する対面通行規制での導入を目指す。
スピーカー装置を約10―20メートル間隔で高速道路上に複数台設置し、通過する走行車両へ警告音を発する。音圧は1メートル先で120デシベル。指向性が鋭いスピーカーを採用したため、音の放射範囲が特定方向に限定され、遠方まで伝達できる。
同装置は路肩から約30度の指向角度で設置して、全車線へ効率的に注意喚起する。超音波の特性を生かし、道路上の対象物以外への騒音を低減できる。
今回の技術はNEXCO西日本子会社の西日本高速道路総合サービス沖縄(沖縄県浦添市)が開発した。スピーカー装置は幅600ミリ×奥行き330ミリ×高さ1320ミリメートルのサイズで、重量が26・6キログラム。順次、規制作業中の道路へ導入を計画する。
(2017/12/14 05:00)
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