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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/12/20 20:00)
日本航空は20日、8、9月に2件の詐欺被害に遭い、計3億8400万円をだまし取られたと発表した。取引先に成り済ましたメールを受け取った複数の社員が、「支払口座が変わった」とする内容を信じ、送金したという。
日航によると、詐取されたのは航空機リースと貨物業務委託の料金で、本当の取引先はいずれも米国にある。各取引を担当する社員に8月と9月、口座を変更したとして香港の銀行口座を指定するメールが届いた。
それまでは米国の口座だったが、担当者はリース料の支払いが間に合わないと飛行機の運航が止まってしまうことを心配し、詐欺に気付かなかった。取引先から9月と10月に支払いの督促を受け、被害が発覚。日米と香港の警察に被害を届け出た。(時事)
(2017/12/20 20:00)