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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/12/25 11:00)
カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から打ち上げられたイリジウム衛星搭載「ファルコン9」(22日、スペースX提供)
ファルコン9、来年は30回へ
イーロン・マスク氏率いる米スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)は22日夜、カリフォルニア州中部のバンデンバーグ空軍基地から顧客であるイリジウム・コミュニケーションズの通信衛星10機を搭載したロケット「ファルコン9」の打ち上げに成功した。今年に入り打ち上げ回数は18回と、自社の最多記録となった。
同社の2017年の打ち上げ回数は目標としていた20-24回に届かなかったものの、競合他社を上回り、昨年の8回から大きく増加。昨年は9月の打ち上げ失敗後、調査のため年末まで打ち上げが中断されていた。
来年の打ち上げ回数はさらに増える見込みだ。現在は昨年9月のロケット爆発で損傷した1基を含む3基の発射台が使用可能で、マスク氏とグウィン・ショットウェル最高執行責任者(COO)は18年に30回前後の打ち上げを予想していると語った。同社は「ファルコン9」を使用した商業衛星運営会社や軍事関連、米航空宇宙局(NASA)向けの打ち上げのほか、より大型のロケット投入や有人飛行も予定している。(ブルームバーグ)
動画:spaceX提供
(2017/12/25 11:00)