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[ 科学技術・大学 ]
(2017/12/26 11:00)
搭載部品の一部に不具合
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で28日午後に予定していた衛星用では世界最小級のロケット「SS520」5号機の打ち上げを延期すると発表した。搭載機器の一部に不具合が見つかり、確認に時間がかかるという。
次の打ち上げ予定日は未定。JAXAは予備期間に設定した来年2月12日までに打ち上げたい考えだ。
JAXAによると、不具合が見つかったのは3段式ロケットの2段目にある姿勢制御装置。ロケットの向きを変える窒素ガスをためたタンクの圧力センサーが、準備作業中に異常な数値を示し、工場に持ち帰って点検する必要が出てきた。
SS520は今年1月、4号機の打ち上げに失敗。配線などを改良した5号機の打ち上げ準備を進めていた。(時事)
(2017/12/26 11:00)