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(2018/1/7 05:00)
混雑対策、外国人は対象外
【アグラ(インド)AFP=時事】17世紀創建のインド北部アグラの世界遺産「タージマハル廟(びょう)」の入場者数が制限されることになりそうだ。混雑がひどいためで、管理当局者は3日、「史跡と入場者双方の安全を確保せねばならない。混雑対策は大きな課題だ」と説明した。
1日の入場者数が平均1万~1万5000人のタージマハルは、平日と週末で差が大きく、内外から観光客が押し寄せる週末は7万人近くが来場して身動きが取れなくなる。入場者は年々、増えており、美しい大理石の摩滅が激しい。
もっとも入場料に1000ルピー(約1800円)を支払う外国人は規制の対象外。40ルピー(約70円)しか払わなくていいインド人を1日最大4万人に制限する。ただし、インド人でも1000ルピーを払えば、入場を認めることになりそうだ。
(2018/1/7 05:00)