(2024/12/27 05:00)
トヨタ自動車、ホンダ、富士通、旭化成。経営の話ではない“共通項”にピンとくる人は年末年始の準備が万端なのかも。毎年元日に群馬県内で開催される全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の過去10年の優勝チームだ。
2025年の第69回大会は6地区・37チームが競う。社業はモノづくりやインフラ、サービスなどに貢献するチームが多い。前橋市の群馬県庁が発着点。7区間・100キロメートルのコースを舞台に実業団駅伝日本一を決める。
ニューイヤー駅伝は1月2、3日開催の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)のような、次大会で予選免除となるシード権はない。37チーム中30位以内に入った地区ごとのチーム数が、26年大会の出場枠を決める。
地区枠ぎりぎりの九州予選9位で2年ぶり5回目出場の戸上電機製作所。飛松誠監督は「食らい付くレースを」と意気込む。実力下位でも“現実的な目標”で挑めるのがニューイヤー駅伝の妙味だ。
駅伝以外にサッカー、ラグビー、バスケットボールなどがめじろ押し。「奇跡の9連休」の年末年始、自宅でスポーツ観戦を楽しみながらのんびりの人も多いのでは。25年は穏やかな元日を迎えたいと切に願う。
(2024/12/27 05:00)
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