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[ エレクトロニクス ]
(2018/1/9 17:30)
不正アクセス阻止に成果
米インテルのブライアン・クルザニッチ最高経営責任者(CEO)は8日、最近明らかになった半導体プロセッサーの脆弱(ぜいじゃく)性からコンピューターを守るために導入した措置について、コンピューターの処理速度の低下にはつながるが、これまでのところデータの不正アクセスを阻止していると説明した。
同CEOはラスベガスの家電見本市「CES」で、「これらのアップデートがパフォーマンスに与える影響は作業量に大きく左右されるとわれわれは考える。その結果、作業量によっては影響が大きくなり得ると予想する。現時点で、こうしたセキュリティー上の弱点が顧客データを引き出すために使われたとの情報は入手していない」と語った。
この脆弱性はグーグルの研究者が昨年発見したもので、コンピューターやスマホに搭載されているプロセッサーのほぼ全てに存在し、これを利用してハッカーが重要なデータに不正アクセスする恐れがあるという。(ブルームバーグ)
(2018/1/9 17:30)