[ ロボット ]
(2018/1/12 05:00)
ユニロボット(東京都渋谷区、酒井拓社長、03・6276・6107)は、コミュニケーションロボット「unibo(ユニボ)=写真」について、個人向け機種を12日に発売する。高齢者のいる家庭向けに、認知症防止や家族間のコミュニケーション機会の向上などを狙う。ユニボは2017年10月に介護・医療施設やホテルなど、法人向けに販売を始めた。本体の希望小売価格は消費税抜きで15万8000円。
個人向けのユニボは会話エンジンを充実させ、ユニボから話しかけてくれる機能を追加した。インターネットに接続し、独自の人工知能(AI)やディープラーニング(深層学習)による自然言語処理を行う。顔認証機能も搭載している。日常会話を学習することによって、利用者個人の趣味嗜好(しこう)に合わせた情報の提供などが可能となる。
ビデオ・音声通話やスケジュールなどが基本機能として搭載される他、専用の開発キット「スキルクリエイター」を使用し、機能拡張が可能。家電スイッチなど外部デバイスやクラウドサービスと連携できる。サービスは毎月順次拡充する。
(2018/1/12 05:00)