[ ICT ]
(2018/1/12 05:00)
日本ディープラーニング協会(JDLA)は、1回目となる人工知能(AI)関連の資格試験である2017年度ジェネラリスト(G)検定(2017年12月16日実施)の結果を公開した。受験者数は1448人。合格者は823人で合格率は56・8%だった。次回のG検定は6月を予定する。
G検定はAI技術のディープラーニング(深層学習)を事業に生かすための知識を有しているかをオンライン形式で試験する。申込者の内訳を見ると、年代別では30代が549人と最も多く、40代の390人、20代の340人と続いた。業種別ではIT、システムエンジニア、開発、運用系が862人と最多だった。機械、電気、電子系の122人、企画、マーケティング、経営系の117人が100人を超えた。
JDLAは深層学習に関する知識を持ち、適切な活用方針を決定して事業に応用できる能力を持つ人材をジェネラリストと定義している。20年までに10万人規模のジェネラリスト人材の輩出を目指している。
(2018/1/12 05:00)