[ ロボット ]
(2018/1/12 20:00)
日本ロボット工業会は12日、2018年の産業用ロボットの生産額が初めて1兆円の大台に乗るとの見通しを発表した。17年は前年比28%増の9000億円となる見込みで、実現すれば2年連続で過去最高を更新する。
人手不足などを背景に世界で工場の自動化需要が拡大。特に中国の伸びは顕著で、主力の自動車産業だけでなく電子機器受託製造サービス(EMS)などへすそ野が広がる。
日本ロボット工業会は併せて18年の産業用ロボット受注額が1兆1000億円になるとの見通しも発表。同日に東京都内で開いた賀詞交歓会で稲葉善治日本ロボット工業会会長(ファナック会長)は、「1兆1000億円を皮切りに、2兆円を目指してがんばっていきたい」と意気込みを示した。
(2018/1/12 20:00)