ＮＳＫマイクロプレシジョン、ベアリング搭載した独楽−長時間の回転可能に

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  ベアリング機構搭載の独楽

８分間も安定して回転する独楽（こま）―。ＮＳＫマイクロプレシジョン（東京都千代田区、石井俊和社長、０３・５２８３・７４２０）は、ベアリング機構を搭載した独楽を発売した。軸と本体が別体で回転する仕組みで、長時間の回転を可能にした。価格は１万６８００円（消費税込み）。

ベアリングを組み込んだ独楽は、軸が回転せずに、本体だけが回転する。一般の独楽は接地している軸の先端の摩擦が独楽の回転を止めるが、この摩擦が伝わらない仕組みだ。

これまで長時間回すことが難しかった凹凸面、手や指の上などでも安定して回転する。

同社は日本精工のグループ会社で、ミニボールベアリング専門のメーカー。２０１７年には１２分間以上回転するハンドスピナー「サターンスピナー」を開発している。