[ 機械 ]
(2018/1/29 05:00)
【シカゴ=時事】米建設機械大手キャタピラーが発表した2017年10―12月期決算によると、純損失が12億9900万ドルと、前年同期の同11億7100万ドルから拡大した。建機販売は大きく改善したものの、税負担の増加が影響した。1株当たり損益は2・18ドルの赤字(前年同期は2・00ドルの赤字)。リストラ費用などを差し引いた調整後では2・16ドルの黒字(同0・83ドルの黒字)。
売上高は前年同期比34・7%増の128億9600万ドル。地域別では、北米が同41%増、中南米が同35%増、欧州・アフリカ・中東が同37%増、アジア・太平洋が同21%増と、全ての地域で大幅な増収となった。営業利益は11億6100万ドル(前年同期は12億6200万ドルの赤字)と、黒字転換した。
18年12月通期の1株当たり利益は7・75―8・75ドル(前期1・26ドル)、調整後では8・25―9・25ドル(同6・99ドル)を見込む。
(2018/1/29 05:00)
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