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[ 科学技術・大学 ]
(2018/1/27 06:00)
新たにできたとみられる噴火口(衛星画像解析・提供:株式会社パスコ〔C〕2018 DLR,Distribution Airbus DS/Infoterra GmbH,Sub-Distribution[PASCO])
噴火した草津白根山の本白根山(群馬県草津町)を人工衛星から撮影した画像に、連なった複数の火口(火口列)が映っていることが26日、分かった。航空測量会社パスコ(東京都)が撮影した。
画像によると、鏡池の北側に火口とみられる穴が5-6カ所、3-50メートル間隔で並んでいる。火口列は東西方向に延び、西側は直径約15メートルの穴が3-4カ所つながっている。東側2カ所はそれぞれ直径約10メートルという。
谷を挟んで300メートルほど離れた斜面にも別の火口とみられる穴があり、死傷者が出た草津国際スキー場に最も近い火口とみられる。
パスコは噴火後の24日夕、雲などを透過して撮影できるドイツのレーダー衛星を使い、地表を撮影。2年前の同じ場所の画像と比較した。(時事)
(2018/1/27 06:00)