[ 金融・商況 ]

【電子版】日経平均、下げ幅1500円超 1部銘柄99%が下落(更新)

(2018/2/6 13:30)

東京株式市場で一時、前日比1400円を超える下落幅となった日経平均株価を示す電光ボード(6日午後、東京・八重洲、時事)東京株式市場で一時、前日比1400円を超える下落幅となった日経平均株価を示す電光ボード(6日午後、東京・八重洲、時事)

 米国の長期金利上昇をきっかけとした世界的な株安の動きが止まらない。5日の米ダウ工業株30種平均は過去最大の下落幅を記録。これを受け、6日午前の東京株式市場は幅広い業種が値を下げて始まり、日経平均株価の下げ幅は一時1200円を超えた。午後に入り、下げ幅は1500円を超えた。

 日経平均の午前終値は、前日比1194円21銭安の2万1487円87銭と大幅続落。英国が欧州連合離脱を決めた国民投票を受けて急落した2016年6月24日(終値ベースで1286円安)以来の下げ幅となった。

 米国株は昨年後半からほとんど休みなく上昇してきたため、スピード調整的な株価の下落は避けられなかったとの見方は多い。さらに、「低金利状態に慣れていたため、米国の金利上昇で投資家心理が一気に悪化した」(国内証券)という。

 東京市場の6日午前の取引では東証1部上場銘柄の99%が下落するなど、売り一色となった。中国・上海や韓国、シンガポールなど他のアジア市場でも株価指数が軒並み下落している。

 一方、東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半に大幅上昇した。日米の株急落を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。午前11時現在は108円60-61銭と前日比1円31銭の円高・ドル安。(時事)

(2018/2/6 13:30)

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン