[ ロボット ]
(2018/2/7 05:00)
エアロセンス(東京都文京区、谷口恒社長、03・3868・2551)は、飛行ロボット(ドローン)による測量に使う対空標識「エアロボマーカー」のレーザー測量対応版を発売した。価格は1個20万5000円(消費税抜き)で別途毎月2万円の測位補正サービスが必要。すでにエアロボマーカーを持つユーザーの場合は、レーザー測量に使う反射板のみを提供できるという。
ドローンのレーザー測量は、通常の写真測量に比べ広範囲をレーザーで直射計測するため、対空標識の設置数が少なくすむ。だがレーザー測量は写真測量が難しい山間部の地形計測が多く、マーカーを運ぶ手間やリスクがあり課題だった。エアロボマーカーは500グラム未満と小型軽量で持ち運びやすい。
今後、土木や建設などのドローン測量用途に提案していく。写真とレーザー測量の切り替えにはサポートの変更が必要となる。
エアロボマーカー全体で2018年度に1000個の提供を目指す。
(2018/2/7 05:00)