[ 金融・商況 ]
(2018/2/7 07:00)
(ブルームバーグ)6日の米株式相場は大幅反発。前日までに売りを浴びた業種に買いが戻り、S&P500種株価指数は1年3カ月ぶりの値上がり幅となった。一方、米国債は反落。10年債利回りは後半の取引で上げ幅を拡大した。
ハイテクや素材、消費者関連の銘柄が買われ、株価指数を押し上げた。ダウ平均はこの日、2年ぶりの大幅上昇。ダウ・デュポンとホーム・デポの上昇が大きく寄与した。日中の値動きは荒く、寄り付きでは500ドル余り下落していた。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種が前日比1.7%高の2695.14。ダウ平均は567.02ドル(2.3%)上げて24912.77ドル。米国債市場では10年債利回りが10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.80%。
ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続落。2週間ぶりの安値水準をつけた。株式相場につられる動きとなった。米エネルギー情報局(EIA)が7日に発表する原油在庫は増加が予想されている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比76セント(1.2%)安の1バレル=63.39ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は76セント下げて66.86ドル。
ニューヨーク金先物相場は続落。米株式相場が落ち着きつつある兆しを背景に、価値保存手段としての商品の需要が減退した。ニューヨーク時間午後2時22分現在、金スポット相場は前日比0.8%安の1オンス=1328.38ドル。一時は0.5%上昇する場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.5%安の1329.50ドルで終了した。
原題: Stocks Recover From Rout With Best Day Since 2016: Markets Wrap(抜粋) Treasuries Pressured Lower as Stocks Stage Comeback, VIX Slides(抜粋) Crude Slips to Two-Week Low as Price Moves Follow Equities(抜粋) Gold Falls as Rate Concerns Resurface With Equities Rout Easing (抜粋)
(2018/2/7 07:00)